KIGIの個展が、宇都宮美術館で開催!9月24日まで。
すてきなものは、だいたいここから。

植原亮輔と渡邉良重が主宰する「KIGI」の大規模な個展が、宇都宮美術館で開催されています。
デザイン会社DRAFT出身のアートディレクターだったふたりが、KIGIとして活動をはじめたのは2012年。以来、自由な発想で新しいクリエイションに挑戦し続けています。DRAFT社オリジナルのプロダクトブランド「D-BROS」で手掛けたビニール製のフラワーベースは、世界の主要なミュージアムショップでも販売されるなど高い評価を獲得。2015年にはオリジナルショップ&ギャラリー「OUR FAVOURITE SHOP」をオープンしました。
近年は、さまざまな制約があって実現まで至らなかったプライベートワークにも取り組んでいます。日々の仕事の中で発見したイメージやアイデアの萌芽に、丁寧に寄り添うところから作品づくりをはじめています。「時間」「知覚」「循環」といったわれわれ人間にとっての普遍的なテーマを正面から扱いつつ、緻密なコンセプトと柔軟な創造力によって自由で独創的な作品へと昇華させた作品が、KIGIの魅力です。



本展では、多数のグラフィックデザインのほか、「D-BROS」や滋賀県・琵琶湖周辺の職人たちと共同で立ち上げた「KIKOF」などのプロダクトデザイン、プライベートワークといった作品群を紹介します。また、「仕事(WORK)」と「作品(FREE)」というふたつの方向から、本展のために制作した新作も。伸びやかで洗練されたKIGIの作品が、あなたの心をギュッとつかみます。

